多趣味とミーハーは紙一重

JUMPのニワカからファンになるために勉強するブログ

勝負の世界から目を背けたいときもある

わたしお笑いも大好きです。
中学生の頃は、学校から帰ったらよしもとのお笑いライブのネット配信を見るのが日課でした。
そして今日はM1の放送日。
5年ぶりに大会が復活しましたが、個人的にはクオリティも上がって、お休み期間がよい方向に作用したと感じました。


まあ書きたいことはM1感想ではなく、「ジャニーズってこういう賞レース的なものないよな」って思ったんですよね。


芸人さんは漫才、コント、ピン芸から男前ブサイク…と様々な角度から順位づけをします。
AKBグループの総選挙もファンの人気投票で選抜メンバーが決まる、という斬新なアイディアで毎年注目を集めています。
そしてお隣韓国のK-POPもアイドルグループを賞レースで競わせる色が強いように感じます。


けどジャニーズは人気とか売り上げとかを競わせることがほとんどないですよね。
これから年末にかけてレコード大賞などもありますが、ジャニーズグループはエントリーしませんし。
一発勝負型のバラエティにもなかなか出演しませんし。
ジャニーズ総選挙も1度でいいから見てみたい、と思ったこともあります。


このようなジャニーズ事務所の方針?について、最初は『ジャニーズは負けてはいけない』という理念が強いからと捉えていました。
CDの発売日だったりしかり。
なのでメンバー同士グループ同士で競ったりすることで、人間味が増すんじゃないかな。魅力的になるんじゃないかなと考えたりもしました。


けれども最近思うのは、厳しい勝負の世界を見せないのがジャニーズの魅力だと考えるようになりました。
ほとんどの人が多かれ少なかれ、自ら望まなくとも勝負の世界に生きています。
そして負けたときの挫折や苦悩に心が折れそうになる時、わたしにはあります。
そんな時にジャニーズのキラキラした活躍を見ると元気になるのですが、そんな拠り所であるジャニーズが公式に優劣をつけたら、この世は全部勝負なのか…とうちひしがれるわたしの姿が浮かんでしまいます。


決してジャニーズに勝負という概念がないとは思っていません。
デビューの際にも激しい競争があるだろうし、デビューしても浮き沈み激しい芸能界を生きるためにまた競争が始まることも察しています。
けれどもジャニーズタレントはそこを見せないのがうまいというか、苦労の色を見せませんよね。
そのプロ意識の結晶に触れることで、わたしはまた厳しい勝負が待つ現実を生きる元気をもらえています。


idolを直訳すると「崇拝の対象」という意味がありますが、やっぱりジャニーズアイドルの皆さまには(汚い)勝負の世界には降りてこられずに、いつでもキラキラした場所に立っていてほしいと願います。
ただ公式なランク付けはしなくとも、いちファンが想像や会話の中ではランク付けしたい、という矛盾も持ち合わせていることを許してほしい……。